津波浸水想定区域図

ページID1004756  更新日 2022年1月6日

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想定した津波

過去に大きな津波被害をもたらした延宝房総沖地震(延宝5年(1677年)、マグニチュード8.3)、及び明治三陸タイプ地震(明治29年(1896年)、マグニチュード8.6)による津波が再び発生した場合を想定してシュミレーションしたものです。

図は、2つの地震の震源域を示したものです。これらの想定津波による最大の浸水範囲を表示しています。

地震の規模や震源の位置が想定と異なる場合には、ここで示したよりも大きな津波が発生したり、より早く津波が来襲する可能性があります。

なおこの図は、茨城県が平成19年度に実施した「茨城沿岸津波浸水想定区域調査」の結果を表示しています。

延宝房総沖地震と明治三陸タイプ地震の震源域を示した図

シュミレーションの条件

1.地形

現況地形(平成17年、海岸保全施設等も含む)

2.海岸保全施設等

既設の海岸護岸や堤防、防波堤などは地震や津波で被災しないものと想定

3.潮位

朔望平均満潮位(大潮の頃の満潮位)=TP+0.7メートル

リーフレット:ひたちなか市地域の危険度マップ7

リーフレット:ひたちなか市地域の危険度マップ8

津波から身を守るために

  1. 津波が海を伝わる速さは、海岸近くになっても大人が走るよりも早く、津波が見えてからでは逃げ切れません。
  2. 津波から逃れるためにすばやく高台や高い建物に避難しましょう。
  3. 津波の高さは、海岸の地形などの影響を大きく受けます。特に河川沿いなどは高くなりやすく危険です。
  4. 津波は2回3回と繰り返し襲ってきます。しかも、第1波の高さが最大とは限りません。
  5. 津波は高さ50センチメートル程度のものでも立っていられない可能性があり、流されるてしまうこともあります。
  6. 近所の人と協力しながら、避難所まで徒歩で避難しましょう。自動車での避難はやめましょう。

津波に関する用語の説明

最大遡上高

各地区で津波が到達する最高の標高

最大津波高

各地区の沖合いにおける最も高い標高

津波浸水深

各地の地表面からの水面の高さ

津波影響開始時間

地震発生から海岸・海中の人命、漁船等に影響が出る恐れのある津波による水位変化(初期水位プラスマイナス20センチメートル)が生じるまでの時間

津波到達時間

地震発生から津波第一波のピークが海岸に到達するまでの時間

津波に関する用語の説明のイラスト

地震発生からの経過時間のグラフ
資料出所 茨城沿岸津波浸水想定区域調査(平成19年3月)茨城県土木部河川課

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建築指導課
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