パブリックコメント 「市の水道事業経営について」の結果

パブリック・コメントの結果 「市の水道事業経営について」 強靭な水道施設構築のために

パブリック・コメントに対する回答

 「市の水道事業経営について」 強靭な水道施設構築のために に関して,パブリックコメントによる意見募集を平成26年12月25日(木曜日)から平成27年1月23日(金曜日)まで実施したところ,2人の方から3件のご意見が寄せられました。

 貴重なご意見ありがとうございました。いただいたご意見と市の考え方を次のとおりお知らせします。

パブリックコメントに関するご意見と市の考え方
番号 ご意見の内容 市の考え方
1 支出について: 上坪浄水場の更新で,旧設備より,最新技術導入により減少する支出は何かを明記すべき。たとえば,1日あたりのm3(立方メートル),電力量,使用浄化薬剤費など原単位が,新施設で節減できるものがないか?これらは支出予想にどう織り込まれているか?

現在の上坪浄水場では,那珂川で取水した原水を,高速凝集沈澱池でポリ塩化アルミニウムという薬品を,攪拌機(かくはんき)により混ぜ合わせ,ゴミや砂を取り除き,次に急速ろ過池で砂や砂利の層を通して,小さな浮遊物を除去し,塩素で滅菌消毒してから,上坪浄水場内の配水池と,浄水場より低い土地にある市毛配水場に蓄えてから市内へと配水しています。

新浄水場は,これまでの浄水方式を見直し,地形の高低差による水の流れを利用して薬品と混ぜ合わせる,横流式凝集沈澱処理方式を採用することにより,動力費を削減します。また上坪浄水場より低い土地にある市毛配水場を廃止し,高台にある新浄水場へ統合することにより,市内への配水に要する動力費を削減します。このことにより,年間で約1千万円程度の経費削減が見込まれます。

電気料金は配水量の変動に大きく左右されるため,予測が難しい面がありますが,新浄水場においては,高低差を利用し,動力費を最大限に削減する施設にしていきます。

支出予想には,この上坪浄水場更新事業による動力費や修繕費の減少を見込んでいます。この他に,老朽している配水管の更新や維持管理費が,年々増加することが見込まれています。これらの増減要因を考慮して,財政計画を立てています。

2 処理量と工事費用などとの関係: 現有の能力1日あたり26,416m3(立方メートル)に対し,今後の節水,人口減による収入減という反面,更新後能力が1日あたり38,100m3(立方メートル)と44%過剰なのはなぜか?能力を落として,工事費用120億円の節減,薬材等の比例費の削減ができないか?

平成25年度における上坪浄水場の浄水処理実績は,1日平均36,214m3(立方メートル)で,この水を上坪浄水場から26,416m3(立方メートル),及び隣接する市毛配水場から9,798m3(立方メートル)を配水しています。浄水量の季節的変動や,処理工程によるロス分などを考慮し,現在の上坪浄水場は1日38,100m3(立方メートル)の処理能力を有しています。このため新浄水場では,現在と同じ1日38,100m3(立方メートル)の処理能力が必要となります。

用地費や測量,設計費を除く,概算工事費は112億円を見込んでいますが,平成27年度の詳細設計において,導入する機器の仕様と価格を精査し,具体的な費用を算定します。

3 「再生可能エネルギーの利用推進」をテーマに話し合った際,小水力発電を市内の河川や用水路に設置しては,という意見が出されました。ただ,河川や用水路は水利権の手続きや発電した電気を蓄電するのが難しいので電気を利用する場所での発電ができるとよいが,というところまでの話でした。その中で,上坪浄水場内であれば水利権の問題もないし,発電した電気を浄水場内で利用できるので効率も良いという意見が出ていました。今回,上坪浄水場の更新事業が行われるとのことなので,浄水場内の水流を利用しての発電,利用を検討いただければと思います。

新浄水場では,那珂川から取水ポンプにより汲み上げた原水を,6m(メートル)の高低差(落差)のエネルギーを利用して,攪拌,沈澱,ろ過を行う省エネ型の水処理を導入し,電力量を削減します。このため,水の高低差を使った小水力発電を行うエネルギーの余力がありません。

上坪浄水場更新事業では,施設の地理的条件を活かし,最大限の省エネを進めるとともに,配水池の上部に太陽光発電設備を設置して,再生可能エネルギーの活用を図り,場内の照明等への利用を検討しています。

なお,那珂川の流れを利用した小電力発電の可能性については,本市の取水場が河口に近く,通常は流速が遅いこと,また洪水等の災害時を想定すると,発電設備の設置・運用は難しいと考えます。

パブリック・コメントの趣旨・概要

 意見の募集は,終了しました。ご意見ありがとうございました。

 先の東日本大震災では多くの老朽化した水道施設が被災し,長期間にわたる断水を余儀なくされ,多くの市民,事業者その他水道利用者の皆さまにご迷惑をおかけいたしました。水道施設は,市民の生活や事業者等の経済活動にとって,不可欠な施設です。水道水の安定供給を継続し,ひたちなか市民が将来にわたって安心して暮らせるよう強靭な水道施設へ更新を進めなければなりません。

 現在,本市水道事業では,老朽化した施設に代わる「強靭な水道施設構築」のため,浄水場,導水管,配水管等の水道施設の更新工事計画を策定中です。しかし,この更新工事には多大な資金が必要となることから,中長期的な財政計画を立て,水需要量,水道料金,収支予測等について検討し,さらには「水道事業経営審議会」を設置し,市民の代表,事業者の代表,工学博士,公認会計士その他専門識見を有する方々と協働して審議してまいりました。

 そこで,検討した本市の水道事業の施設更新計画と収支予測,料金改定について,市民,事業者その他水道利用される皆さまからのご意見をいただくためにパブリック・コメントを実施します。 また,いただいたご意見と,その結果や市の考え方については公表します。

次の資料をダウンロードして,保存の上,計画等の内容をご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先
水道事業所総務課
〒: 311-1201
茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町1552-1
電話: 029-273-0111(代表)15
ファクス: 029-265-9535
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更新日:2017年02月01日