教育長あいさつ

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教育長あいさつ

ひたちなか市教育委員会教育長 木下 正善

 本市は,「世界とふれあう自立協働都市~豊かな産業といきいきとした暮らしが広がる元気あふれるまち~ 」を都市像に定め,市民,事業者,議会,行政が知恵と力を出し合って連携し,それぞれに役割を発揮しながら,協働によるまちづくりを進めております。

 教育の分野におきましては,学校・家庭・地域社会が,緊密に連携・協働しながら,知性と人間性を備えた,心身ともにたくましい人材の育成と,教育環境の整備・充実に努めているところでございます。

 本年度は,昨年に引き続き「夢」,「感動」,「笑顔」という三つのキーワードを掲げ,学校教育の振興を図ることにいたしました。

 一つ目のキーワードは,「夢」です。“夢”を描くことのできる環境を整えることは,子どもたちに学ぶ意欲や生きる喜びをもたらす基盤となります。学校生活の中においても,将来への夢や期待が高まるような学びの場の創出が大きな課題です。子どもがグループを作って遊びに興じ,子ども同士で思い出づくりをした時代と比べますと,現代社会は,人間関係の希薄化が進み,みんなで創り上げる喜びや将来への夢を描きにくい状況下にあります。この課題に対応するため,教職員が力を合わせ,“夢”を持たせるための学びの場の創出に努めてまいります。

 二つ目のキーワードは,「感動」です。学校教育の場に“感動”があることは,子どもたちに生きる力や勇気を育み,大きな心の支えとなります。わかる授業,心に響く授業などの感動場面のある授業や学校行事などを織り込み,“学ぶ意欲”を培いながら,基礎的・基本的な知識や技能がしっかりと身に付くように努めます。さらに,友だちと支えあい,高めあい,力を結集して,みんなで“感動”を味わうことができるような学びの場の創出に努めてまいります。

 三つ目のキーワードは,「笑顔」です。“笑顔”は,子どもたちの心の状態を表す大切な指標です。学校中に笑顔がひろがることは,気持ちを前向きにし,学校生活を明るく,充実感に満ちたものにします。授業や学校行事,友だちとの積極的なかかわりをとおして,自己有用感や自己肯定感が高まり,笑顔があふれる学校に変容していくことは,社会からの期待も大きいところです。市内すべての学校において“笑顔がひろがる活動”を展開し,笑顔の輪が学校だけでなく,市域全体にひろがるよう努めてまいります。

 以上の三つのキーワードを掲げ,教育の振興を図ってまいりますが,“夢・感動・笑顔”を創り出すのは,教師の力です。わかる喜びや生きる喜びを生み出し,自己肯定感が高まるような学びの場を創出するため,市内の教員の指導力をより一層高めてまいります。また,本年度,市内すべての小中学校にタブレットを導入することにいたしました。従来の指導方法に加え,ICTを効果的に活用して,学ぶ意欲を高め,“わかる喜び”が味わえるよう努めてまいります。

  また,本市におきましては,従来の教育委員会制度が改正され,新たな制度のもとで教育行政が実施されるようになってから3年目となります。昨年12月には,市長が主宰する総合教育会議を開催し,本市教育の抱える課題について協議をいたしました。こうした取り組みを基盤としながら,本市の教育をさらに充実発展させてまいります。

 喫緊の課題でありますいじめや不登校,貧困問題への対応,交通事故を含む学校事故の未然防止,教育関係施設の耐震化,学校規模の適正化,子ども・子育てに係る教育環境の整備など,さまざまな教育課題に対し,各関係機関と連携しながら全力で取り組んでまいりますので,より一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 平成29年4月

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更新日:2017年02月01日