離乳食のすすめ方
離乳食は成長に必要な栄養を食べ物から摂れるようになる練習です。
支えてあげれば座れる・食べたそうな様子はスタートのサイン!
目安は生後5~6か月ごろです。
初期
つぶしたおかゆから始め、すりつぶした野菜・豆類・魚・卵黄・肉と種類を増やしていきます。
量が増えたら2回食にしてOK。
鉄は豆類・魚・卵・肉に多く含まれますので、生後6か月頃からは積極的に取り入れていきます。
食べさせ方は?
下くちびるにスプーンをのせて、上くちびるは閉じるのを待ってスプーンを引き抜きます。上くちびるにこすりつけないようにします。
中期
1日2回のリズムで、なるべく毎日決まった時間に離乳食を与え、食事のリズムをつけていきましょう。
主食(おかゆ・パン・めん)・主菜(魚・肉・豆類・卵)・副菜(野菜)を組み合わせます。食欲に合わせて量を増やしていきます。
舌や歯ぐきでつぶして飲み込んでいるかなどを見ながら大きさや固さを変えていきます。
味付けは風味付け程度に。
パサつきやすい肉や魚は片栗粉でとろみをつけたり、おかゆを少量まぜると食べやすくなります。
後期
1日3回の食事リズムをつけていきます。
手づかみ食べは自分で食べられるようになる練習です。
自分で食べる楽しさを体験させましょう。
完了期
離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳又は育児用ミルク以外の食物から摂取できるようになった状態をいいます。
この時期は取り分けや簡単メニューでできるだけ作る手間を軽減して、大人もいっしょに食事を楽しむようにしましょう。
食品による窒息に注意!
食品による窒息に注意が必要です。こどもは噛む力、咳をする力が大人と比べるとまだ弱いです。月齢やお子さんの能力に合わせた形態を用意しましょう。
◎唾液を吸収して飲み込みづらいパン類や焼き芋などは、一口にたくさん詰め込まない。
アレルギーについて
たまごや牛乳の摂取開始を遅らせることによりアレルギー発症を予防する効果は得られないようです。
目安通りに進めましょう。
また、日ごろのスキンケアも予防に対して有効と言われています。
肌荒れに対するスキンケアと合わせて、食べた後はきれいに拭き取ってあげるなど心がけましょう。
おやつってどんなものをあげたら良い?
おやつは1日3食で補いきれないエネルギーや栄養素を補う第4の食事です。
おにぎり・パン・果物・乳製品・いも類などを準備します。
お菓子・ジュースは、虫歯の原因になりやすく、食事にも影響してしまうので習慣にしないようにしましょう。
注意しましょう!
はちみつ・・・乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までは使わないでください。
牛乳・・・牛乳を飲用するのは、1歳を過ぎてからにしましょう。ただし、1歳前でも離乳食作りの材料としては使えます。
いざという時にために備えよう!
災害時に赤ちゃんの食事やミルクに困らないよう、平常時からストックしておきましょう。ベビーフードや液体ミルクは赤ちゃんが普段から食べ(飲み)慣れておくと安心です。
☐液体ミルク ☐ベビーフード(月齢に合ったもの)
☐使い捨て食器(紙コップ・紙皿・スプーン)など
※乳児用調製粉乳(粉ミルク)は、必ず70度以上のお湯で調乳してください。
お子さんにパンを食べさせるときは「減塩パン・無塩パン」を!
ひたちなか市では、子どもの頃からの減塩・適塩に力を入れています!
食パン1枚(6枚切り)には約0.8gの食塩が含まれています。
乳幼児期は味覚を形成するとても大切な時期です。中期頃から風味付け程度で味付けはできますが、小さい頃から濃い味に慣れてしまわないよう気をつけましょう。
市内の5か所で減塩・無塩パンが販売されています。大人の方もおいしくいただけますので、ご家族を含めて減塩・適塩を心がけましょう。
離乳食教室を開催しています!
離乳食の作り方を動画で公開しています!
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子ども未来課
〒312-8501 茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
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