妊娠の前から出産後に気をつけたい食べ物のこと

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ページID1011451  更新日 2023年3月22日

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妊娠中の体重増加はお母さんと赤ちゃんにとって望ましい量に

妊娠中の適切な体重増加は、健康な赤ちゃんの出産のために必要です。不足すると、早産などのリスクが高まります。

「妊娠中の体重増加指導の目安」を参考に適切な体重増加をチェックしてみましょう。

妊娠前の体格(BMI)を知っていますか?

妊娠中の適切な体重増加は、健康な赤ちゃんの出産のために必要です。体重増加には、個人差があります。

また、浮腫(むくみ)が起こると急に増えることもあるので、不安な場合は医師に相談してください。

計算式

BMI=体重 (kg)÷身長 (m)÷身長 (m)

例)身長160cm、体重50kgの人のBMIは? ➡ 50(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=19.5

 

妊娠前の体重増加指導の目安*1
妊娠前の体格*2 体重増加指導の目安
低体重(やせ):BMI18.5未満 12~15kg
ふつう:BMI18.5以上25.0未満 10~13kg

肥満(1度):BMI25.0以上30.0未満

7~10kg
肥満(2度以上):BMI30.0以上 個別対応(上限5kgまでが目安)

*1 「増加量を厳格に指導する根拠は必ずしも十分でないと認識し、個人差を考慮したゆるやかな指導を心がける」産婦人科診療ガイドライン2020 CQ 010より

*2 日本肥満学会肥満度分類に準じた

1日3食、バランスの良い食事が大切です

基本の食事は、毎食主食・主菜・副菜に乳製品と果物をプラス

主食・主菜・副菜を揃えた食事
つわりなどで一度にそろえて食べられないときは、小分けにして1日かけて必要な量を食べましょう。

葉酸を摂りましょう

赤ちゃんの神経を作るために必要な栄養素です。緑の濃い野菜などに多く含まれます。

鉄を摂りましょう

赤ちゃんの発育や胎盤を作るのに必要な栄養素です。赤身の肉や魚、緑の濃い葉野菜などに多く含まれます。

おすすめレシピ

妊娠高血圧腎症・妊娠糖尿病の予防について

妊娠高血圧腎症は、低出生体重児や早産・胎児死亡、母体の高血圧脳症などの原因となります。また、妊娠糖尿病になると、巨大児出産や胎盤機能不全や妊娠高血圧腎症,新生児低血糖症などの原因となります。赤ちゃんとお母さんの命を守るため、バランスの良い食事を心がけ、適切な体重管理をしましょう。また、薄味に心がけましょう。

妊娠中に気をつけたい食材

×避けましょう 加熱していないナチュラルチーズ、生ハム、肉や魚のパテ、スモークサーモン、加熱不十分な肉など

妊婦が避けたい食材

 妊娠中は免疫機能が低下して、食中毒など食べ物が原因の病気にかかるやすくなっています。特に注意が必要なのは、リステリア菌やトキソプラズマ原虫です。
 食品は加熱して食べましょう。

△注意しましょう メチル水銀の多い魚

マグロ

魚はたんぱく質、カルシウムなどの摂取源として大切な食品ですが、妊娠中に水銀濃度が高い魚に偏ってたくさん食べると、胎児の神経系に悪影響がでることがあります。

使用頻度の例
1週間に1回まで キンメダイ、メカジキ、ホンマグロ、メバチマグロなど
1週間に2回まで マカジキ、ミナミマグロなど

 

このページに関するお問い合わせ

子ども未来課
〒312-8501 茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
代表電話:029-273-0111
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