持続可能な社会づくり(河川環境対策の推進)とは

ページID1002617  更新日 2022年4月4日

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市第3次環境基本計画リーディングプロジェクトその2

河川環境対策事業は、市第3次環境基本計画において、目指す環境像である『暮らしと自然が共生し、ゆとりと潤いのある自立協働都市』を実現するために、先導的役割を果たすリーディングプロジェクトの1つです。

背景・目的

本市では、「ひたちなか市水環境再生計画」に基づき、家庭や事業所からの排水による水質汚濁の防止を図るため、公共下水道・農業集落排水処理施設の整備及び合併処理浄化槽の設置等、汚水処理施設の普及に取り組むとともに、事業所に対し水質汚濁防止法等の公害関係法令による規制を行いました。その結果、現在市内の殆どの河川がBODの環境基準を達成することができました。しかし、市第2次環境基本計画(前計画)においてリーディングプロジェクトに掲げた「早戸川水質改善推進事業」では、目標値としていた環境基準値BOD5.0mg/ℓを達成することが出来ませんでした。

引き続き「ひたちなか市地域におけるきれいな水環境推進計画」に基づき、水質汚濁のない河川環境の整備に取り組んでいきます。

さらに、市民や事業者が水質改善のために日常生活や事業活動の中で、できることを考える機会を創出するとともに、早急に早戸川の汚濁原因の究明を行っていきます。

実施内容

  • 早戸川水質汚濁の原因究明
    河川の環境基準(BOD)を達成していない早戸川の水質汚濁の原因を早急に究明し、対策を講じます。
  • 環境負荷軽減活動の推進
    「ひたちなか市地域におけるきれいな水環境推進計画」に基づき、汲み取り便槽や単独処理浄化槽など環境負荷の高い排水設備から、公共下水道・農業集落排水処理施設への接続又は合併処理浄化槽への転換を促進し、市域における汚水処理人口普及率を向上させ、河川環境の保全に努めます。
  • 環境学習の推進
    日常生活や事業活動による河川への影響を市民や事業者に理解してもらうとともに、河川環境の保全のために、日常生活や事業活動でできることを考える機会を提供します。

実施目標

目標 現況値(2019年度) 目標値(2030年度)
市域河川の環境基準(BOD)達成率
(5河川6地点)
83%(5地点達成) 100%
汚水処理人口普及率の向上 89.6% 93.7%(2024年度)

汚水処理人口普及率の向上については、「ひたちなか市地域におけるきれいな水環境推進計画」に基づく目標値のため、当該計画に合わせた目標年度とします。なお、「第3次総合計画後期計画」では、当該普及率を2025年度までに「94.2%」とすることを目標としています。

展望

市民・事業者に河川環境の保全に対する意識の高揚を図り、市民・事業者・市が協働して、市域における河川環境を保全します。

第3次環境基本計画リーディングプロジェクト2河川環境対策の推進展望図

施策リンク

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