ひたちなか市地域公共交通計画（案）に関するパブリックコメントについて

ページID1016190　更新日 2025年12月25日

平成29 年度に策定した「ひたちなか市地域公共交通網形成計画」の計画期間が令和7年度に満了となることから、次期計画として「ひたちなか市地域公共交通計画」を策定しています。

このたび、公共交通利用者の代表、交通事業者、運輸局や警察などの行政関係者、学識経験者等で組織する「ひたちなか市公共交通活性化協議会」で審議を行い、「ひたちなか市地域公共交通計画」（案）を取りまとめましたので、市民の皆様からのご意見を募集します。

地域公共交通計画について

地域公共交通計画は、これまでの成果と課題を整理し、将来に向けて持続可能な公共交通の姿を明らかにするとともに、目指すべき方向性と具体的な取組を示すものです。

本市の公共交通は、都市計画マスタープランに掲げる「コンパクト・プラス・ネットワーク」の考え方のもと、鉄道・路線バス・スマイルあおぞらバスを組み合わせ、公共交通網を構築し、多様な移動需要に対応しながら、利便性の向上や交通空白地の解消を進めてきました。一方で、人口減少や高齢化の進行、運転士不足の深刻化など、公共交通網を維持する環境は厳しさを増しています。

市民アンケートやグループインタビューでは、公共交通の情報が十分に届いていない方からは、利用に不安を感じ、その一方で、目的地や時間に応じて鉄道や路線バス、スマイルあおぞらバスを使い分けている方からは満足度が得られていることが見えてきました。

こうした状況の中で公共交通を維持していくためには、利便性を高めていくことに加え、市民が「公共交通の情報を知り、自分に合った使い方を選べる」環境づくりが必要と考えます。情報発信の強化や利用促進等に取り組みながら、安心して利用できる持続可能な公共交通体系の構築を目指してまいります。

計画期間は、令和8年度～令和12年度の5年間です。