【講座番号263】楽しい俳句
イベントカテゴリ: 趣味・教養 講座・教室
このイベントは終了しました。
講座案内
四季の移ろいや日常の暮らしを日記がわりに十七音で表せる俳句。その俳句を詠むにあたり、必要な基礎知識を学びます。
- 開催日
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2022年10月3日(月曜日) 、11月7日(月曜日) 、12月5日(月曜日)
2023年2月6日(月曜日) 、3月6日(月曜日) - 開催時間
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午後1時30分 から 午後3時 まで
- 開催場所
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田彦コミュニティセンター 会議室2・3
- 対象
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成人 8人
- 内容
講座内容(全5回)
10月3日(月曜日)俳句と季語・実作
11月7日(月曜日)俳句の切字・実作
12月5日(月曜日)俳句の一句一章及び二句一章・句会
2月6日(月曜日)俳句の比喩・句会
3月6日(月曜日)俳句の推敲・句会(注釈)講座の日程及び内容は、講師の都合などにより変更になる場合があります。
- 申込み締め切り日
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申込みは終了しました。
- 費用
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必要
参加費は500円です。初回に徴収します。
- 講師
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大野 ひろし
- 持ち物
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筆記用具、ノート、飲み物
講座の様子
第1回 10月3日 実施
自己紹介と講座を希望した動機を受講生一人一人が話すことで講座が始まりました。俳句を始めるにあたって「俳句は人生に潤いを与えてくれる」「日記のように残しておける」ことなどを学びました。次に俳句とはどのようなものなのか「文字ではなく十七音を基本とする」「季語はひとつで説明はしない」「切字を使い、イメージを浮かび上がらせる・感動や詠嘆を表現する」など、例題の句を使い確認しました。最後に受講生が作成した句を講師が推敲しました。
第2回 11月7日 実施
俳句の形として著名な俳人の句を参考に、一句一章:事柄を区切れなく一息に詠みくだす方法や、二句一章:切字などを使い一つの断節を置くことによって、二つの物を取り合わせる配合の方法などを学びました。「夜長」と「夜の長し」の2種類を題材に受講生が作成した計24句の中から、一人ずつ好きな作品を5句選句し、講師の披講のあと各自感想を述べていきました。その句を使い、切字の使い方や、季語の春夏秋冬・季重ねなどを確認しました。
第3回 12月5日 実施
比喩と擬人法について学びました。直喩とは、一つの物を並列的に対比し類似点を見つけ出すもの。暗喩とは二つの物を結合によって広がりを現出させるもので、成功すれば余韻・余剰が深くなります。擬人法は、意外性のある句も出来るが薄っぺらな句になりやすくなります。「秋惜しむ」と自由題の2種類を題材に受講生が作成した計21句の中から、一人ずつ好きな作品を5句選句し、講師の披講のあと各自感想を述べていきました。その句を使い、一句一章・二句一章の形を理解しました。
第4回 2月6日 実施
俳句の字句を十分に練り直すことを推敲と言います。季語が重複していないか・十七音におさまっているか・結論まで言っていないかなど、例題となる原句と見比べながらポイントを学びました。「霜」と自由題の2種類を題材に受講生が作成した計24句の句稿の中から、一人ずつ好きな作品を5句選句し、講師の披講のあと各自選句した句の感想を述べていきました。その句稿を使い、比喩や助詞の使い方・表現の仕方などを理解しました。
第5回 3月6日 実施
まとめとして、俳句の約束事「17音を基本とする」「季語を入れる」「切字を使う」などを再確認しました。春の季語「東風(こち)」と自由題の2種類を題材に受講生が作成した計24句の句稿の中から、一人ずつ好きな作品を5句選句し、講師の披講のあと各自選句した句の感想を述べていきました。その句稿を使い、比喩や擬人法、助詞の使い方など推敲のポイントを理解しました。
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