【講座番号273】前渡歴史講座 -江戸時代の常陸国-

ページID1008650  更新日 2023年2月17日

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イベントカテゴリ: 趣味・教養 講座・教室

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講座案内

江戸時代の常陸国と郷土の村むらについて主に領主支配との関係から学びます。

開催日

2022年10月19日(水曜日) 、11月16日(水曜日) 、12月21日(水曜日)
2023年1月18日(水曜日) 、2月15日(水曜日)

開催時間

午前10時 から 午前11時30分 まで

開催場所

前渡コミュニティセンター 大会議室

対象

成人 18人

内容

講座内容(全5回)

10月19日(水曜日)江戸時代とは(概要)-郷土の江戸時代-
11月16日(水曜日)常陸国の領主たち
12月21日(水曜日)領主支配と郷土の村むら
1月18日(水曜日)水戸藩と郷土の村むら(1)
2月15日(水曜日)水戸藩と郷土の村むら(2)

(注釈)講座の日程及び内容は、講師の都合などにより変更になる場合があります。

申込み締め切り日

申込みは終了しました。

費用

必要

参加費は500円です。初回に徴収します。

講師

並木 克央

持ち物

筆記用具、飲み物

講座の様子

第1回 10月19日実施

江戸時代の概要について、日本の近世(江戸時代の原理)や兵農分離制、鎖国制、幕藩制等について説明がありました。また、江戸時代の平和について、農村家内工業、問屋制家内工業、工場制手工業等の仕組みを学びました。

写真:講師が説明している様子

第2回 11月16日実施

「小田原戦後や関ヶ原の戦」の佐竹氏の動向を中心に、史料を用いて説明がありました。徳川家康により佐竹氏が出羽秋田へ移封され、常陸国は外様大名を一掃後、徳川氏関東領国となりました。その中核が水戸藩であり土浦・笠間・古河(下総)などの譜代藩がそれを補佐して、東北外様大名から江戸を防備したことを学びました。

写真:講師が説明している様子

第3回 12月21日実施

水戸藩の成立過程について、武田信吉(家康5男)、徳川頼宣(家康10男)、徳川頼房(家康11男)を中心に、生い立ちや藩主に就くまでの様子等、水戸家臣団の過程について説明がありました。また、水戸藩の特徴を学びました。

写真:講座の様子

第4回 1月18日実施

検地について説明がありました。豊臣秀吉が定めた太閤検地は、原則一地一作人制であり、日本の農業の原形で、近代につながる農村をつくったそうです。また、水戸紀年等の史料を参考に、水戸藩が独自におこなった初めての検地について学びました。

写真:講師が説明している様子

第5回 2月15日実施

水戸藩の本年貢やその他の税について説明があり、水戸藩独自の「三雑穀切り返し法」があることを学びました。また、領主階級の職務であったものが、すべて庄屋、村役人に委任されたが、村役人の階級は農民に属しているため、他の農民と差別化するために、「名字、帯刀、麻裃(上下)羽織、袴」などが許されたことや「郷士列、御帰国・御参府の際の御見送りの格」などを与えたことを勝田市史や東海村史等を参考に学びました。

写真:講座の様子

このページに関するお問い合わせ

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