その2 偽サイトに注意!

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ページID1010135  更新日 2022年6月10日

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偽サイトで商品を購入したトラブルの相談が増えています

全国で、大手百貨店や大手通販サイトなどをかたる偽サイトで購入してしまったという相談が増えています。偽サイト上では高級ブランド品が80%OFFの大幅値下げがされていたが商品が届かないケースや、無事に購入できても偽物が届くケースが後を絶ちません。
また、SNSの広告から偽サイトにたどり着いたとの情報もあるため、インターネットで商品を購入する時は、すぐに買わず、隅々まで確認するようにしましょう。

相談事例

  • スマートフォンでSNSを見ていると、大手百貨店の免税店の閉店セールで海外ブランドバックが在庫処分という広告を見つけた。広告をタップすると、海外ブランドの様々なバックが販売されており、大手百貨店のロゴマークがある通販サイトに切り替わった。自分がほしいと思ったバックがあり、定価で約28万円が送料込みで約2万円に大幅値下げされていたので購入した。購入時、氏名・住所・電話番号・メールアドレスを入れ申込ボタンを押したところ、確認画面がなく、いきなり注文完了になった。支払いの選択画面はなく、代金引換のみだった。また、注文完了メールが届かないため怪しいと思い、大手百貨店の公式サイトを確認したところ、偽サイトであることが判明した。キャンセルをしたいが、相手の連絡先も分からず困っている。
  • パソコンでインターネットを閲覧中、大手通販サイトで高級腕時計が在庫処分として格安で売るという広告を見て、広告から通販サイトにアクセスした。定価で100万円以上する時計が、2万9800円で販売され、売り切り次第終了と書いてあった。大手通販サイトだったので安心し、すぐに注文ボタンを押した。その後、商品は代金引換で届き商品を確認したが、時計は動かず偽物と判明した。大手通販サイトでも偽サイトの注意喚起をしており、よく考えてみれば、高級腕時計が数万円で購入できるわけないと思った。商品の返品と返金をしたい。

アドバイス

大手百貨店や大手通販サイト等は、高級ブランド品を大幅値引きすることは通常ありません

多少の値引きはありますが、高級ブランド品を80~90%OFFといった大幅な値引きで販売することは通常ありません。そのような広告や記事を見つけた場合は、URLや広告をクリックせず、公式サイトで確認をしましょう。

ロゴマークやページのデザインが公式サイトと同じように掲載されていることがあります

最近の偽サイトは、公式サイトと同様のロゴ、ページの配置やデザインにしており、偽サイトとすぐに判断することが難しいです。そのため、通販サイトに記載されている販売業者の名称・住所・電話番号など隅々まで確認をしましょう。

支払い方法が限定されていませんか(特に注意が必要です)

支払い方法が「代金引換」のみになっていませんか。代金引換の場合は、宅配業者が販売業者の代わりに受取人から代金を集金することになるため、宅配業者に返金を申し出ても、宅配業者は代金引換で受領した代金を販売業者に渡す役割があるため、返金されないケースがほとんどです。注文後、偽サイトと気づいた場合は、宅配業者に代金を支払う前に受取拒否をするか、販売業者にキャンセルの連絡を入れるなど対応をしましょう。

振込先が、業者の代表者とまったく関係のない個人名になっていませんか

通販サイトでは、現金で直接口座へ振り込み、場合によっては個人名の口座に振り込むこともあります。しかし、偽サイトでは振込先が販売業者の代表者とまったく異なる個人名になっているケースが多いです。このような場合は、振り込む前にサイトの業者情報を確認するか、公式サイトで検索して調べ直すなど、隅々まで確認しましょう。(現金を振り込んだ場合も、代金引換と同じように、返金されないケースがほとんどです。)

このページに関するお問い合わせ

消費生活センター
〒312-8501 茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
代表電話:029-273-0111 内線:3233
ファクス:029-271-0851
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。