「ひたちなかBRIDGEプロジェクト2024」活動の様子
「ひたちなかBRIDGE プロジェクト2024」活動の様子を紹介します
「ひたちなかBRIDGE プロジェクト2024」概要
大学等への進学により市外や県外で生活するひたちなか出身学生と、地域活性化やまちづくりに関心をもつ都市部学生が一緒になって、ひたちなかの魅力と課題に向き合い、そして未来への一歩を描くためのプログラムです。
地域と学生の架け橋となるプログラムで、SDGsとも関連させ、サステナブルな関係づくり・まちづくりに積極的に取り組む地元企業や地域のキーパーソンが伴走しながら、市内でのフィールドワークを通して得た気づきをもとに課題解決に向けた提案を発表します。
実施スケジュール
日程 | 内容 |
場所 |
|
---|---|---|---|
DAY1 |
8月9日(金曜日) |
オリエンテーション |
ひたちなか市 +オンライン |
DAY2 |
8月28日(水曜日)~8月31日(土曜日) |
企画合宿(3泊4日) 現地フィールドワーク、内省研修 |
ひたちなか市 |
DAY3 |
10月19日(土曜日) 12月20日(金曜日) |
地域×スポーツコース 実践当日 地域×メディアコース 実践当日 |
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DAY4 | 12月20日(金曜日) | 実践報告会 | |
DAY5 | 1月10日(金曜日) | 同窓会 |
関連SNS
ひたちなかBRIDGEプロジェクトのInstagramアカウントにて、参加学生が活動内容を投稿していますので、ぜひご覧ください。
DAY1 オリエンテーション
オリエンテーションでは、参加学生や受入企業、事務局が集まり、顔合わせを行いました。
事業目的の共有や受入企業による各コースの概要説明、コースごとに今後の進め方や課題についてディスカッションし、今後の取組への熱量を高めていきました。



オリエンテーションの様子は、市公式noteでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
DAY2 企画合宿
各コースの企画を作り上げるため、3泊4日の企画合宿を行いました。
初日は、大谷市長から市の魅力等についてお話を聞き、意見交換を行うことからスタート。
その後はコースごとに分かれて、受入企業と一緒に現地のフィールドワークを行いました。


2日目は、talentbook株式会社の川島 飛鳥さんによる「ローカルキャリア×コンテンツマーケティング」の講義を受けたのちに、フィールドワークや企画会議を実施。
夕方の交流会では、ひたちなかBRIDGEプロジェクトの卒業生からアドバイスもいただきました。



3日目も引き続き企画会議を実施。受入企業からのフィードバックを受けながら、プレゼン資料を仕上げました。
そして最終日には、企画合宿の成果をまとめた最終プレゼンを実施。
参加者の皆さんからのフィードバックや応援の言葉を糧に、各コースで実践に向けて再スタートを切りました。




DAY3 実践(コース別)
地域×スポーツコース
令和6年10月19日、ひたちなか市総合運動公園 総合体育館にて開催されたAstemoリヴァーレ茨城のホーム開幕戦「ひたちなか市誕生30周年アニバーサリーマッチ」にて、地域×スポーツコースの企画を実践しました。
新しいファン層の獲得やSNSフォロワー数の増加、そしてみんなが楽しめる空間づくりを目指して、ハロウィンクイズラリー企画と抽選会企画を行いました。





地域×メディアコース
令和6年12月20日、ほしいも神社にて地域×メディアコース提案企画「ゴールデンクリスマス」を開催しました。
学生が手作りしたクリスマスツリーの点灯式や、イベント限定のおみくじ付きほしいも「フォーチュンほしいも」の販売、ほしいも神社オリジナルグッズが手に入るSNSキャンペーンなど、様々な企画を実施したほか、キッチンカーなどのフードエリアも展開し、たくさんの参加者でにぎわいました。



DAY4 実践報告会
2コース12 人の学生が、4カ月にわたるフィールドワークやグループワークを経て実践した課題解決に向けた取組について、プレゼンを行いました。プレゼン後は各コースの受入企業から講評、そしてプレゼンを聞いた参加者から感想や質問をいただき、最後は大谷市長の総評で締めくくりました。
プレゼン概要
地域×スポーツコース
新しいファン層の獲得のため、親子で楽しめる新しいコンテンツとして、Astemoリヴァーレ茨城のホーム開幕戦「ひたちなか市誕生30周年アニバーサリーマッチ」にて、ハロウィンクイズラリーと抽選会、それに連動したSNS企画を提案・実践しました。目標を達成できなかったXのフォロワー数については、今後の取り組みとして「Xフォロワーアップ大作戦」を提案しました。

地域×メディアコース
新たなコンテンツを作り、ファン層を開拓するため、ほしいも神社とクリスマスを掛け合わせたこれまでにないイベント「ゴールデンクリスマス」を企画しました。企画実現に至るまでのプロセスや工夫したポイント、実現には至らなかった他の企画案についても紹介しました。

講評
地域×スポーツコースの受入企業となったAstemoリヴァーレ茨城の加賀山諄人氏は、「このプロジェクトを通して、バレーファン以外の方にもチームを知っていただくことができたと思う。子どもたちに向けたアトラクションについては、チームとしても今後の参考にしていきたい。」とコメント。
また、地域×メディアコースの受入企業である株式会社NEXT・カワシマの川嶋啓太氏からは「ゴールを設定し、逆算してプロセス設計することが重要だと改めて実感することができ、社員も大変勉強になったと思う。このプロジェクトを通して得た学びや気づきを自分の中で整理して、今後の糧にしていただければ。」とご講評いただきました。

総評
最後に大谷市長からは、「このプロジェクトを通して、イベントを支える裏方の苦労や面白さなど、様々なものが見えてきたと思う。イベントに限らず、ひたちなか市というまちも知れば知るほど、いろんな面が見えてきてどんどん面白いと感じる瞬間が増えていくはず。
私は、まちとの接点が多くあることが、ひたちなか市のファンをつくっていくことにつながると思っている。
このプロジェクトに参加した学生の皆さんも、まちとの様々な接点が生まれたことで、少しずつひたちなか市のファンになってくれていれば嬉しく思う。
市としても、皆さんとのつながりを大切にしていきたいと思っているので、これからも遊び場として、仕事や活動のフィールドとして、どんどんまちを活用していただき、ひたちなか市を1つの自分の居場所だと感じていただければ。」と総評し、実践報告会を締めくくりました。


実践報告会の様子は、市公式YouTubeでも公開しておりますので、ぜひご覧ください。
DAY5 同窓会
最後は、ひたちなか市内でひたちなかBRIDGEプロジェクトの同窓会を開催しました。
初日のオリエンテーションから始まり、熱い議論を交わした企画合宿、そして実践に至るまでの様々な思い出を語り合いながら、受入企業やひたちなかBRIDGEプロジェクトの卒業生、そしてサポートしていただいた方々と世代を越えた交流を行いました。
達成感に満ちた学生さんの笑顔があふれ、ともに走り切った仲間との絆を深める素敵なひとときとなりました。
令和7年度も、学生とひたちなか市を結ぶ懸け橋となる「ひたちなかBRIDGEプロジェクト」は新たな参加者を募り、さらにバージョンアップして続いていきます。

参加学生によるレポート記事
WEBメディア「HATAFURI」上で、参加学生によるレポート記事を配信していますので、ぜひご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
企画調整課
〒312-8501 茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
代表電話:029-273-0111 ファクス:029-275-1877
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