水道事業アンケート調査より 水道Q&A

ページID1004271  更新日 2022年1月6日

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水道事業所では、市内の3,000世帯を対象に、水道事業についてのアンケート調査を実施しました。その結果、事業運営や水道料金、漏水、地震や渇水対策、水道水質などに関する「利用者として知りたい情報の提供」についての要望が多く寄せられました。

質問:水道事業経営への取り組み

水道事業は、独立採算制を原則とし、最小の費用で最良のサービスを提供するため、効率的な経営と市民の皆さんに安全な水を安定的に供給していくため、現在、次のような事業を積極的に行っています。

  • 耐震化や漏水防止、水道水圧を均一にするための管網の整備、浄水場設備の近代化、各配水場の集中監視・制御化などの施設整備
  • コスト抑制や事務、事業の効率化などの経営努力
  • 市民の皆さんの水道事業への要望の把握と知りたい情報の提供

問い合わせ先

水道事業所 総務課 内線 14

質問:水道料金の仕組み

水道事業は、水道料金収入により運営されています。水道料金は、将来の給水量予測をもとに、水の安定供給に必要な施設の整備費と営業のための費用を加えて算出しています。多額の資金を必要とする浄水・配水場や配水管の建設改良費は、国などから借入れた企業債をあて、長期の償還を毎年行っています。

現在の水道料金は、平成9年度から平成12年度の4年間の収入と支出のバランスが保てるよう算定され、平成9年4月1日から適用がされています。また、市町村によって水道料金が異なりますが、その理由は、水道事業体それぞれの歴史的経過、建物の建設年度、給水開始の時期、産業構造、河川水・購入用水などの水源の種別、施設や事業の規模などの違いによります。

なお、各市町村とも「原価に照らして公正妥当な料金」を基本として条例により定めらており、効率的な事業の運営に努めています。

問い合わせ先

水道事業所 総務課 内線 14

質問:ひたちなか市と近隣市町村との水道料金の比較を知りたい

一般用(家庭用)の水道料金で、1カ月に20立方メートルの水道水を使用した場合の金額(消費税込)は、次のとおりです。

平成15年4月1日現在
市町村名 口径13ミリメートル 口径20ミリメートル
ひたちなか市 2,499円 2,908円
那珂町(量水器使用量を含む) 3,864円 3,948円
水戸市 2,278円 2,593円
大洗町 2,425円 2,572円
茨城県平均 3,760円 なし
全国平均(全国1,957水道事業体の平均) 3,125円 なし
給水人口10万人から30万人未満の水道事業体の平均 2,549円 なし

問い合わせ先

水道事業所 総務課 内線 14

質問:漏水等は検針時に指導してもらいたい

検針時にメータ検針員が水道メータの動きなどから漏水などが考えられると判断した場合は、ご使用者が在宅の場合には面談し、状況を説明しております。ご使用者が不在の場合であっても、「メータ検針票の通信欄」に漏水のお知らせを表示し、漏水の連絡文書を郵便受け等に投函しております。

また、検針員から漏水の報告を受けたご家庭には、職員が再度現地確認を行っております。

漏水の可能性ありの連絡を受けた使用者のかたは、早急に市指定給水装置工事店に連絡し対応されるようお願いします。

問い合わせ先

水道事業所 業務課 内線 21

質問:漏水時や緊急時の指定業者の責任施行は、どうなっていますか

市水道事業給水条例や給水条例施行規程および給水装置設置基準その他関連法律により、漏水時、緊急時には、市指定給水装置工事事業者は、施行しなければならないと義務付けられています。

現在市では、市水道事業協力団体の市管工事業協同組合からなる「日替わり当番制」により年間365日休むことなく、迅速かつ確実に対応しております。

同組合には市指定給水装置工事事業者の32事業所が加入しており、新規に加入する業者に対しては講習会を行い漏水、緊急時に対応できるように徹底した指導を行い、市民の皆さんが安心して水道をご利用いただけるようにしております。

問い合わせ先

水道事業所 業務課 内線 21

質問:地震や渇水など災害に強い水道および断水、減水のない安定した給水の出来る水道の取り組みは

浄水場での取り組みは、万一のトラブルに備えて、受電経路が2系統となっています。また、自家発電機等により必要最小限の給水は確保できます。市内各所にある配水タンクには63,000m3(立方メートル)常時確保されています。この水量は、1日平均給水量に換算すると1日強の水量となり、災害時などの基準水量である1人1日あたり3リットルで計算しても、充分な水が確保されています。更に、近隣市町村と応援給水協定が締結されており、相互に協力体制を敷いています。

渇水対策においては、現在利用している地下水くみ上げ用井戸の再構築を進めており、緊急用深井戸からの取水と併せて対応します。また、工業用水、農業用水の協力を得て河川からの取水を確保出来るようにしています。

また浄水場から家庭まで水を送っている配水管についても、より耐震性に優れた管に更新を実施中です。工事における断水等についても極力減らすよう工法の検討をし、断水の影響範囲および時間についても減らすよう努力しています。

問い合わせ先

水道事業所 工務課 内線 32、33

質問:安全でおいしい水といえる基準は

水道水には法律で基準が定められており、この基準を満たすことで安全性を確保しています。

水質基準は、次のとおりです。

  • 病原生物、物質を含まないこと
  • シアン、水銀その他の有害物質を含まないこと
  • 銅、鉄、フッ素その他の物質を許容量を超えて含まないこと
  • 異常な酸性、アルカリ性を示さないこと
  • 異常な臭味がないこと
  • 外観はほとんど無色透明であること

これらの項目については、法律に基づき定期的に水質検査を行うとともに、必要に応じ臨時検査を行うことで、水道水の安全性を監視しています。

問い合わせ先

水道事業所 工務課 内線 32、33

このページに関するお問い合わせ

水道事業所業務課
〒311-1201 茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町1552-1
代表電話:029-273-0111 ファクス:029-265-9535
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