【講座番号543】市毛歴史講座 -江戸時代の史料から探る歴史-

ページID1014935  更新日 2025年11月28日

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イベントカテゴリ: 趣味・教養 講座・教室

講座案内

歴史は史料を読み解くことから始まります。この講座では様々な史料をとりあげ、「史料から何がわかるか」を解説します。

開催日

2025年10月15日(水曜日) 、11月19日(水曜日) 、12月17日(水曜日)
2026年1月21日(水曜日) 、2月18日(水曜日)

開催時間

午前10時 から 午前11時30分 まで

開催場所

市毛コミュニティセンター 集会室

対象

成人 30人

内容

講座内容(全5回)

10月15日(水曜日)武家の由緒「家譜」
11月19日(水曜日)訴訟関係文書「内済証文」
12月17日(水曜日)旅の記録「道中記」
1月21日 (水曜日)大名評判記「土芥寇讎記(どかいこうしゅうき)」
2月18日 (水曜日)多様な史料から明かされる事実 -秀頼は秀吉の子にあらず-

(注釈1)くずし字解読講座ではありません。

(注釈2)講座の日程及び内容は、変更になる場合があります。

申込み締め切り日

2025年8月31日(日曜日)

申込みは終了しました。

費用

必要

参加費は500円です。初回に徴収します。

講師

永井 博

持ち物

筆記用具、飲み物

講座の様子

第1回 10月15日実施

「史料」は、歴史的な事実を証明するものです。正確に史実を読み取るためには、史料の信憑性、有効性を判定する史料批判が重要であるとの説明がありました。武家の由緒「家譜」をテーマに、「常陸水戸徳川家譜」や「土浦土屋家系譜」から、史料の読み方と意味・用語の説明・背景などを読み解きました。「家譜」とは家の系譜・伝承の記録で、系図を中心に、重要人物の業績や続柄が記載されている人事資料です。多くの家譜は、江戸時代に作成され大名家の成り立ちがわかります。

写真:講師が説明している様子

写真:講座の様子(1)

写真:講座の様子(2)

第2回 11月19日実施

「地方文書(じかたもんじょ)」は、江戸時代に庄屋や名主宅に伝えられた行政文書で、当時の村民の財産、権利、義務を示したものです。「検地帳」(年貢をかけるための基礎台帳)が作成され、「割付状」をもとに、年貢が徴収されたことについて説明がありました。また、「宗門人別改帳」は、個人の年齢、続柄、家屋や宗教などが記されており、キリシタン禁止政策時に作成されたことなどを学びました。最後に、「内済証文」について説明があり、仲介者が紛争当事者の間に入り和解した際の示談書として保管されていたことなども学びました。

写真:講座の様子(1)

写真:講座の様子(2)

写真:講師が説明している様子

このページに関するお問い合わせ

生涯学習課(ふぁみりこらぼ内)
〒312-0057 茨城県ひたちなか市石川町11番1号
電話:029-272-6301 ファクス:029-272-9297
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