国指定史跡

ページID1002443  更新日 2022年1月24日

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1.馬渡埴輪製作遺跡(まわたりはにわせいさくいせき)古墳時代後期

写真:馬渡埴輪製作遺跡


古墳時代の5世紀末から6世紀に埴輪を製作していた工場の跡です。本郷川の小支流に面する台地上にあり、水や粘土、燃料など埴輪製作に必要な条件が整った場所であったと考えられます。昭和40年から実施された発掘調査の結果、窯跡19基、工房跡12基、粘土採掘坑25基以上のほか、溝跡も確認されています。また工人達の住居跡2基も一緒に確認されるなど、全国的にも類例の少ない遺跡です。現在は「馬渡はにわ公園」として整備されています。

2.虎塚古墳(とらづかこふん)古墳時代後期

写真:虎塚古墳外観


写真:虎塚古墳装飾石室


本郷川右岸の台地上に築かれた前方後円墳です。全長56.5m(メートル)、後円部直径32.5m(メートル)、高さ5.7m(メートル)、前方部幅38.5m(メートル)、高さ5.2m(メートル)、前方部が発達した古墳時代後期古墳の特徴を持っています。昭和48年の発掘調査で、後円部に築かれた凝灰岩製の横穴式石室内に保存状態が良好な彩色壁画が発見されました。壁画は凝灰岩の表面に白色粘土を塗り、ベンガラ(酸化第二鉄)で連続三角文や環状文などの幾何学文と、靫(ゆぎ)・槍・楯・大刀など当時の武器や武具等の豊富な文様が描かれています。石室の内部からは成人男子の遺骸の一部と、副葬品の小大刀、刀子、鉄鏃などが出土しました。墳丘の特徴や出土遺物から、古墳時代終末期7世紀初め頃(約1400年前)に造られたと考えられます。昭和55年に公開保存施設が完成し、春と秋には石室壁画を一般公開しています。(虎塚古墳外観は、壁画公開にかかわらず常時無料で見学ができます。)

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