第2回 認知症の人に接する際の心構え

ページID1005100  更新日 2022年1月5日

印刷大きな文字で印刷

認知症は単なる「物忘れ」とは違います

認知症とは、病気など様々な要因により、脳が萎縮し働きが衰える事などによって、生活に支障をきたす病気です。
昨日の食事の内容を忘れてしまうだけでなく、食事したこと自体を忘れてしまう等、様々な症状が現れます。

関わる人の心がまえ さりげなく自然に

認知症の人に接する際は、次の3つの「ない」が重要です。

  1. 驚かせ「ない」
  2. 急がせ「ない」
  3. 自尊心を傷つけ「ない」

具体的な7つのポイント

1.  まずは見守り

一定の距離を保ち、さり気なく様子を見守ります。近づきすぎたり、ジロジロ見たりするのは禁物です。

2. 余裕を持って対応する

こちらが困惑や焦りを感じていると、相手に伝わって動揺させてしまいます。自然な笑顔で応じましょう。

3. 声をかけるときは一人で

複数人で取り囲むと恐怖心をあおりやすいので、できるだけ一人で声をかけましょう。

4. 後ろから声をかけない

突然の声かけは禁物。「何かお困りですか」、「どうなさいましたか」など、相手の正面から声かけしましょう。

5. 相手に目線を合わせてやさしい口調で

体を低くして目線を同じ高さにして対応しましょう。

6. おだやかに、はっきりした話し方で

聴こえにくい方も多いので、ゆっくり、はっきりと話すように心がけましょう。その土地の方言でコミュニケーションをとることも大切です。

7. 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

認知症の人は急がされるのが苦手です。相手の反応を伺いながら会話をしましょう。たどたどしい言葉でも、相手の言葉をゆっくり聴き、何をしたいのかを推測・確認していきましょう。

認知症地域支援推進員は、電話相談・自宅訪問を行っております。
お気軽にお住まいの地域を担当する認知症地域支援推進員にご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

高齢福祉課
〒312-8501 茨城県ひたちなか市東石川2丁目10番1号
代表電話:029-273-0111 内線:7231、7232、7233、7234
ファクス:029-354-6467
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。