第4回 BPSD(1)

ページID1005102  更新日 2026年4月3日

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BPSDとは

BPSDは認知症の行動・心理症状のことの略称です。様々な症状を含み、「心理症状」と「行動症状」に分けられます。

心理症状: 不安、抑うつ、妄想(物とられ妄想など)、幻覚、意欲の低下、睡眠障害など。

行動症状: ひとり歩き、興奮、暴言・暴力、介護拒否、異食(食べ物でないものを口にする)、不潔行為など。

これらの症状の現れ方は個人差が大きく、全ての人が発症するわけではありません。

 

BPSDの原因

BPSDは、認知症の中核症状(記憶障害や見当識障害など)が根本にあり、そこに様々な要因が相まって生じると考えられています。

心理的要因: 認知機能の低下による「できないこと」への不安、自尊心の低下、孤独感など。

身体的要因: 痛み、便秘、脱水、薬の副作用、睡眠不足など。

環境的要因: 慣れない場所への移動、騒音、周囲の対応、人間関係の変化など。

BPSDの治療と対応

BPSDの治療では、まず非薬物療法が優先されます。また、本人の状態をよく理解し、適切なケアを行うことが重要です。

1.非薬物療法

BPSDの原因を特定し、その要因にアプローチする方法です。

  • 原因の探索: BPSDは、何らかの理由や背景があって現れることが多いです。本人の言動の背景にある思いや不快感を理解しようと努めます。
  • 環境の調整: 落ち着ける環境を整える、部屋を明るくする、生活リズムを安定させるなど。
  • コミュニケーション: 否定的な言葉を避け、本人の話に耳を傾け、安心感を与えるような対応を心掛けます。
  • リハビリテーション: 音楽療法、園芸療法など、本人が得意なことや好きな活動を取り入れることで、自信を取り戻し、精神的な安定を図ります。

2.薬物療法

非薬物療法で効果が不十分な場合や、本人や周囲に危険が及ぶ可能性がある場合に必要に応じて行われます。適切な分量を処方して頂くためには、生活の様子を医師に正確に伝えることが大切になってきます。

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